知育絵本 プログラミング星からやってきたクミータ
知育絵本づくりに参加しました。
知育絵本と言っても、「絵本」なので、絵と物語が主役です。
知育部分は、独特のドリルパートがあり、子供達の頭を悩ます作りになっています。
株ICONの作家土屋さんの編み出したプログラミング星の物語を目に見える形でビジュアル化し、一枚一枚見開きの中に、絵と物語とドリルが共存しています。
この本は、イラストレーター側から言うと、挿絵より一歩踏み込んだビジュアルブックになっています。当初物語は、作家さんの頭の中にしかなく、鉛筆書きで状況説明されたメモ程度のものでした。そのメモを3ヶ月で本に仕上げるという荒技をいったいどのように進めていいのか？
ミーティングを重ねると、モヤッとしたものが実はかなり輪郭のはっきりした子育てストーリーであることがわかってきて、方向が明確になってきました。それは作家さんが、相当に熟慮し温めていた企画で、語る場を得てアイデアが湧き出してきたようした。作家さんの熱量の高さに驚かされた瞬間でした。そこから数週間ライティング〜リライトに費やされます。
また、ただの絵本としてではなく「ドリル」や「ゲーム」として「プログラミングのきっかけとなる要素」を加えることを提案し、内容は密度を増してゆきました。
あとは、流れに沿って絵作りを任されたのですが、40ページに及ぶ絵・デザインやドリル要素の作業量に加え、私の理解不足による喧々諤々、然し乍ら、結果的にどこにもないユニークな絵本の出版に漕ぎ着けました。みなさまのご協力のもと最終的には付録付きのハードカバー大型本となりました。
未就学児童・小学生低学年向け。
https://store.momschoiceawards.com/product/10590
https://www.amazon.co.jp/dp/4890222731/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_OMx0FbF2TSRGA
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